Maurice S. モーリス S.
IgG純度、不均一性試験のために
モーリスS.はCE-SDS(キャピラリーSDSゲル電気泳動)のワークフローを大幅に簡素化しました。新設計の一体型カートリッジで、カラム接続などすべてのセットアップと悩ましい最適化からあなたを解放します!つまり、わずか35分間で、抗体の純度と不均一性(バリアント)データを取得することができます。そして、メソッド開発も同様に楽々と行えます。
Technology & Applications
CE-SDS on Maurice S.

図 1. 10-240 kDaのモーリスSDS分子量スタンダード。スタンダードは還元(βME)条件下、95℃で5分間変性させ、その後、デフォルト条件を用いて、30分間泳動分離しました。

図 2. モーリスにCE-SDSカートリッジを差込み、サンプルのバイアルあるいは96ウェルプレートをセットすれば、あとは測定開始ボタンをクリックするだけ。あとはモーリスにお任せください!
信頼性の高いデータ
モーリスは全てのサンプルで、使用者間、機器間、ラボ間にかかわらず信頼性の高いデータを提供します。そしてCVは2%以下で、抗体の純度データ、重鎖と軽鎖の含量、HC 対 NGHCの組成など必要なデータを提供します。その測定全般にわたり、高い解像度と広い分子量レンジで、データを自動解析!


図 3. (A)モーリスのIgGサイズ標準(1 mg/mL)を還元(βME)または非還元(IAM)条件下で、70℃で10分間変性させました。還元IgGは25分間で分離し、非還元IgGは35分間で分離しました。 (B)1mg/mL IgGサイズスタンダードのレプリケートサンプルを交互に連続で24インジェクション。サンプルに内部標準を添加し、還元、変性後に25分間泳動分離しました。