翻訳後修飾の特性解析
翻訳後修飾はタンパク質の機能に重要な影響を与えます。プロテインシンプルはタンパク質の微小な変化を検出するいくつかの方法をご提供します。
分子量もしくは等電点に基づいてタンパク質を電気泳動分離するシンプルウェスタンアッセイと、アイソフォーム特異的抗体を用いて、タンパク質の翻訳後修飾の免疫的検出ができます。それだけではなく、シンプルウェスタンでは等電点(電荷)ベースの分離時に、パンリアクティブあるいは全免疫検出抗体を用いて、タンパク質アイソフォームおよび翻訳後修飾を検知します。
多くの翻訳後修飾は、等電点の変化をもたらすので、それらはiCEシステム用いて容易に泳動分離し、定量することができます。脱アミド化、C末端リジン、シアル化、酸化、グリコシル化、糖化のようにpIシフトをもたらす多くの電荷変異体を分離することができます。フリー溶液等電点電気泳動(IEF)はキャピラリカラム(cIEF)中で行われ、わずか10分間でフォーカスされたタンパク質ゾーンを検出できます!